今回は、若い世代に大人気の阿部真央さんについて書いてみます。

阿部真央さんの歌い方について

等身大の恋心を綴った歌詞が多く、女性達の共感を呼んでいるのが最大の魅力ですが、
ピアノやギターの演奏も得意で、ステージの見せ(魅せ)方が非常に上手なアーティストさんです。
やはり、弾き語りができるのは誰しもが憧れますよね。
歌唱力も高く、特に高音が伸びやかで、アップテンポな曲も、スローバラードも歌いこなしています。
LIVEでも、CDとほとんど変わらず安定感があります。
息の分量の調節も絶妙なので、高音でもキーンと強過ぎる声にならず、柔らかな歌声なんですよね。

表声(地声)から裏声(ファルセット)への切り替わりがスムーズで、裏声もきれいに響かせています。

裏声を上手に力強く響かせるのは、かなり難易度が高く、腹式呼吸ができている事が前提になります。


ファルセット、裏声の出し方

今日は裏声の出し方をご紹介しますね。

・まず、口を「ア」の形にしてください。

・全身の力、特に肩から上の力を抜いてください。
顎や口の中に力を入れないようにしてください。

・上記の状態で、裏声を出してみてください。
この時どこかしらに力が入っていてはNGです。
(特に舌が上がらないように注意してください。)

・横隔膜を一気に腹式で押し上げてください。
高音なので、パンチのある空気が必要です。

ここでは口の中の形がわかりやすいため、「ア」の形で出してくださいと書きましたが、ファルセットに関しては、「エ」の音が一番出しやすいという方が多いです。
ご自分が響かせやすいと思う音で練習される事をお薦めいたします。

力の抜き具合がファルセットを安定して出すコツで、喉や肩、顎周りやお腹周りに力が入っていては、か細い音しか出ず、音のアタック感が出せません。

ボイストレーニングガイドラインより引用

是非そのあたりを参考に、練習してみてくださいね。

 

 

ishizuka

記事作成協力/一般社団法人日本ボイストレーナー連盟
石塚 弓子